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CD『種子の破片』

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『種子の破片』(Bishop Records, EXFV003) 2009年リリース。 ヒグチケイコ(vo) 神田晋一郎(pf, comp.) 1. 盈虚(ヒグチケイコ/神田晋一郎) 2. バルバラ・ソング(B.ブレヒト/K.ワイル 訳:高橋悠治) 3. ラブレター(E.ヘイマン/V.ヤング) 4. パースペクティヴ(P.バラカン/坂本龍一) 5. 美貌の青空(売野雅勇/坂本龍一) 6. マイ・ファニー・ヴァレンタイン(L.ハート/R. ロジャース) 7. 死んだ男の残したものは ~見えない子ども(谷川俊太郎/武満徹) 8. ぼくは素敵な小鳥になって-ゲーテ『ファウスト』より-(W.ゲーテ/神田晋一郎/訳:柴田翔) 9. アイ・ラヴ・ユー、ポーギー(D. ヘイワード/G. ガーシュウィン) ~盈虚 ------------------------------  流行歌、ジャズ、戯曲、即興…日常を捉える眼差し、深化される歌。歌とピアノの生み出すパースペクティヴ。 神田晋一郎は、クラシック・現代音楽・ジャズ・即興を越境して活動するピアニスト/作曲家。ヒグチケイコは、アメリカでの活動の後に日本に帰国し、即興・ジャズなどのピアノ弾き語り・ノイズ・舞踏の音楽を担当するなど、積極的なライブ活動を展開するヴォーカリスト。本作は、神田によるコンサート・シリーズ「夜の音樂」の第9回のドキュメント録音で、両者のデュオによるパフォーマンス。  全体を通し徹底して行われる、クラシカルとも即興的ともいえそうな自在なアゴーギク、選び抜かれた響き、暴発寸前まで詰めながらも制御され続ける構造などは、その根拠となっているだろう様々な文化前提を想起させる。地域性や同時代性といったパラダイムを根拠に、ジャズ/日本の流行歌/三文オペラ/ゲーテ/武満徹と谷川俊太郎などは有機的に関係づけられ、奥に圧縮された記号や象徴が一筋に纏められる。それぞれの音楽家が現在までに到達した表現、意味、方位といったものを突き詰め、音楽という形を取って提示された視座と、その行為/作品の記録。

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